はじめまして、じんのん(@deep_sea1)と申します。
今年の春、ついに50歳の大台に乗ってしまいました。
人生残り半分?となったとき、色々と思うことがありこのブログを立ち上げました。
まずはこのブログを立ち上げた経緯について。
職業はいわゆるブルーカラーで、地方工場の責任者をやっています。
会社はというと、世間で話題沸騰中の真っ黒な景色。。。いや、漆黒の闇に包まれており、本社の離職率は例年高水準をキープしている状態です。
そんな中でも、私の率いる地方工場はというと、安全、品質最優先をモットーに、部下のワークライフバランスを考えた組織作りを心掛けていました。
日々迫りくる暗黒面(本社上司)に怯えながら、理想の工場作りを目指していたのですが、ある一件を境に私のメンタルがいよいよ崩壊寸前となり、新たな人生を模索しようと思い、はじめの一歩(このブログ)を踏み出すこととなりました。
ある一件とは。。。
モノづくりの・・・というより、仕事における最優先は何よりも“人”であると思います。
だからこそ、製造業であればどの会社でも1番に安全への取り組みがあり、その次に品質、その次に納期、コストと続き、この順番は将来に渡り不変的であると断言できます。
残念ながら本社では、見事なまでにすべての順番が真逆になっています。
固定費削減が最優先で捨て駒のように消耗される社員。
納期ありきで品質を犠牲にする、そんな非常識がまかり通っているため、職人としての魂が抜け落ちて、人がどんどん壊れていっているのです。
数年前、入社から30年来の付き合いになる本社勤務の戦友がついに壊れてしまいました。
一年ほど休職ののち、なんとか復帰を果たしたのですが、上司のくずっぷりは健在で、先日、とうとう退職を決意してしまいました。
幸いに?周りのメンバーのサポートもあり、今は何とか踏みとどまっていますが、濁った水の中ではそう長く持ちそうもありません。
問題をただ先送りしているだけでした。
この出来事をきっかけに、今まで私の抑えていた感情や怒りが抑えきれなくなり、暗黒面との戦いを決意し立ち向かうことに。。。
決戦は月例報告会。。。
意を決して私の工場の実績(安全、品質、人の定着率、部下のモチベーション)を武器に、上司に戦いを挑みましたが・・・
「離職率が高くて何が悪いのか?!!」
???。。。自分の耳を疑いました。
上司と激しくバトルを繰り広げる中で飛び出した彼の言葉。。。
このご時世にパワハラを肯定し、人が辞めても「固定費が減ってラッキー」とのたまう上司。
上司の一存で白いものが黒に染まる理不尽さ。
日ごろから積もり積もった感情が限界を超え、
「やってられるか!!(心の声)」
心がボッキリ折れてしまいました。
結局、戦いにも敗れ、自分の立場をさらに悪化させただけでした。
いつからか頭をよぎる思考
「週末よ、早く来い」
「あと10年で定年。それまでの辛抱」
結婚が遅かったため、小さな子供を二人抱えていた。
子供二人を路頭に迷わす訳にはいかないと言い聞かせ、ここ数年は何とか我慢を続けましたが、
自分の人生は本当にこれでいいのか?
あれ以来、強くそう考えるようになりました。
日本人の男性の平均寿命は81.09歳。
うまく生きても残り半分どころか、あと30年ほどしかない。。。
その1/3にも及ぶ定年までの大切な時間を、
「早く過ぎろと願うような生き方でいいのか?」
「自分の人生を浪費する、そんな無駄な生き方でいいのか?」
そう思い、はじめの一歩を踏み出しました。
だから何が出来るのか?
自分の未来を変えられるのか?
正直分かりませんが、
とにかく前へ!!!