(更新日:2019/10/16)
こんにちは、じんのんです。
急遽予定していた記事を差し替えます。
午前中の仕事を終え、事務所のTVをつけた時のことです。
流れてきたのはスピーチをする少女の映像。
画面に釘付けになりました。
先ほどまで大きなあくびとともに、とてつもなくストレスフルな午前中の業務終了に気を抜いていたのですが、少女の迫真に迫るスピーチにすべての感情を持っていかれました。
画面をつけたばかりなので、その時には何を訴えかけているのか理解が出来ませんでしたが、それほどまでに強烈な映像です。
英語のできない私は、画面に流れる字幕を夢中で追いかけ、彼女の訴えかける内容に耳を傾けました。
「あなたたちを許さない!!」
強烈な言葉でした。
環境を犠牲にし、経済をむさぼり、若者たちの未来を奪う大人たちに向けた強烈なメッセージでした。
映像を見終えてグーグル先生に聞きました。
「彼女は何者なのか?」
少女の名前はグレタ・トゥーンベリさん。
スウェーデン出身の環境活動家であり、年齢は16歳でした。
16歳の少女が、たった一人で全世界の大人たちに魂をぶつけている姿に、おもわず目頭が熱くなりました。
50のおっさんだけれど、こみ上げる思いを止めることができませんでした。
「そうだ!ブログに綴ろう!」
「一人でも多くの方に知っていただこう!」
食事をとることも止め、この記事を書き始めました。
このブログを始めるまでは何の力もなかったおっさんだったけど、今はこのブログがある。
ここで彼女の活動を発信し、自分の思いをぶつけることで、昨日までとは比べ物にならない数の人々に伝えられる!
そう思い、この記事を書きました。
運命に導かれた。。。いや、運命を変えようとする彼女の行動が、来るはずのなかったトランプ氏をこの場に呼び寄せ、この映像を撮らせたことに、彼女のリーダーとしての神がかり的な何かを感じました。
彼女の目の前で、得意げに経済の話をする世界ナンバー1の国のリーダー。
この映像は強烈でした。
彼女の訴えを更に神格化する、運命的な映像に感じました。
現実を変えようとする彼女のことを「神格化」というのは違うかもしれませんが、本当に目に見えない力が働いているように感じた強烈な映像でした。
未来は変えられる!
素直にそう思えました。
こんな記事を書きながら、今もパソコンでネットに接続し、経済をむさぼりながら生きているじんのんですが、
少女一人から始まった小さな一歩が、世界の若者を動かす大きなうねりに変わり、そして魂を揺さぶられたちっぽけな国のちっぽけなおっさんが、その思いをブログに綴り、誰かに伝えていく。
文明とは、環境を壊すものでもあり、環境を守ることができるものでもある。
私はそう感じました。
ようは使い方の問題だと思います。
ネットでは、影響力の強い彼女のことを強烈にバッシングする言葉が溢れているようですし、彼女が本物なのか偽物なのか、そんなことは板金屋のおっちゃんには興味がありません。
もっというと地球の温暖化問題は、「温暖化ビジネス」だとか、「陰謀論だ」だとか、様々な意見がありますが、これも板金屋のおっちゃんには興味がありません。
何が真実か分からないからです。
でも、趣味のダイビング通じて感じるリアルな環境破壊。
毎年更新し続ける想定外の災害。
昔はなかったゲリラ豪雨。
真実はどうであれ、気付いたこと、思ったことが環境に取り組む一つのきっかけになればと思います。
小さな一歩かもしれませんが、自分にできることを少しずつでも実践できればと思いました。