皆さんこんにちは!
昨日2月22日は、語呂合わせで「ニャン・ニャン・ニャン」ということで猫の日です。
各地で猫にまつわる催しが開催されたようなので、それに併せてユーモラスなフィクションを書いてみました。
猫駅長の世代交代――たま駅長の引退と新たな駅長の誕生
和歌山電鐵のアイドルとして長年親しまれてきたたま駅長がついに引退。新たな駅長として、若き三毛猫のにたま駅長が誕生しました。
そんな駅長たちの裏側では、実は「猫駅長秘密会議」が開かれていたとか…!?
猫駅長たちの秘密会議
その夜、駅の片隅で全国の猫駅長たちが集まる秘密の会議が開かれていた。
東京からやってきた気品あふれる黒猫「しじみ駅長」、東北の雪国で活躍するふわふわ長毛の「ゆき駅長」、そして関西の古い駅で偉そうに振る舞う「ごんた駅長」など、個性豊かな猫たちが勢ぞろい。
「たまさん、本当に引退しちゃうんですか?」
「うむ。歳には勝てん。しかし、駅長の魂は次の世代へ受け継がれるのじゃ。」
たま駅長がそう言うと、新たな駅長として小柄な三毛猫が現れた。
彼女こそ、たまの跡を継ぐ「にたま駅長」だったのだ。
「では、これからも駅猫の誇りを胸に、人々を癒し続けよう!」
猫駅長たちは誇らしげにうなずき、新たな物語が始まった。
新駅長、まさかの初日…!?
翌朝——
「よし、今日からにたまにバッチリ働いてもらうぞ!」
駅員たちが意気込むなか、にたま駅長は駅長席に座っていた。
しかし、微動だにしない。
「ん?にたま駅長、ちょっと緊張してるのかな?」
「いや……これ、完全に寝てるぞ。」
気持ちよさそうにスヤスヤと眠るにたま駅長。
駅員たちは顔を見合わせたが——
「……まあ、たま駅長もほとんど寝てたし、大丈夫か。」
こうして、新駅長の“お仕事”が始まったのだった。
和歌山電鐵の猫駅長たちは、今日もマイペースに駅の安全(?)を見守っています。
にたま駅長は、2015年にたま駅長から「たま2世駅長」を就任し現在も大活躍中のようです。
皆さんもにたま駅長の活躍(とお昼寝)を、ぜひ見に行ってみてくださいね!
実際に起こったニュースはこちら、
それでは、また次回の 「実際に起こったニュースで笑える話」 シリーズでお会いしましょう!
以上、じんのん(@deep_sea1)でした。