
お気に入りのG-SHOCKが壊れた…その瞬間の絶望感
「バキッ!」時計を外そうとした瞬間、折れてバラバラになったバックル。。。
お気に入りのCASIO G-SHOCK(GSW-H1000)が、たったひとつのパーツ破損で使えなくなる瞬間は、本当にショックです。
メーカー修理に出せば高額な費用と長い待ち時間。
しかも古いモデルや限定モデルだと、純正部品が入手できないことも珍しくありません。
実際に今回のCASIO G-SHOCK(GSW-H1000)をネット検索すると、ベルトの価格は13,800円と超高額、しかも在庫切れでどこにもありません。
そんな時こそ試してほしいのが、3Dプリンタを使った自作補修。
今回は、実際に私がG-SHOCKのバックルを3Dプリンタで製作・交換した方法を紹介します。
3Dプリンタで時計が蘇る?修理の可能性
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市販パーツがない場合でも、3Dプリンタなら必要な形状を再現可能
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コストを抑えながら修理でき、オリジナルカスタムもできる
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「壊れたら終わり」ではなく、「直せる」という安心感が手に入る
さらに、今後はお客様のラフスケッチやポンチ絵をもとに部品製作を請け負い、メルカリなどで販売するサービスも展開予定です。
「こんな部品作れないかな?」というアイデアでも、気軽にご相談ください。
修理前の準備:これだけは揃えておきたい工具
作業をスムーズに行うためには、以下の工具が必須です。
・プライヤー(圧入や取り外し作業に使用)
・ペンチ(細かい部品の保持に必須)
・マスキングテープ(工具の先端に巻き付けて時計やパーツの傷防止に)
💡 ポイント:マスキングテープは時計本体ではなく、プライヤーとペンチの先端に巻き付けることで、金属部品や補修パーツの傷を防げます。
ステップ1:破損パーツを3Dプリンタで製作
この工程は前回の記事で詳しく紹介しています。
ステップ2:壊れたバックルの取り外し方法
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プライヤーとペンチの先端にマスキングテープを巻き、時計と補修パーツの傷を防ぐ

工具にマスキングテープを巻き付ける -
時計本体の固定ピン部分を軽くつかみ、少しずつ外側に力をかけて外す
※ 焦らず、「少しずつネジネジしながら外側に引張り」を繰り返すのが安全
壊れたバックルの外し方
ステップ3:新しいバックルの取り付け
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画像の通り純正部品の軸と金具をセットする
※金具の向きを間違えないように注意
バックルの取り付け方法 - 3Dプリンタで作った補修パーツを正しい位置に合わせる
※ 金具は補修パーツの上側になるよう注意

バックルの取り付け方法 -
プライヤーで軽く保持し、ペンチでゆっくりと圧入する
※ 力をかけすぎず、少しずつ少しずつ圧入するのが安全です
※ プライヤーの中心と軸の中心がずれないよう、何度も掴み直しが必要です
※ 画像は写真撮影のため、ペンチをいったん置いて撮影しています
バックルの取り付け方法 -
「カチッ」という感触があれば固定完了
※ カチッと音が出るわけではありません。イメージとしての感覚です。
ステップ4:仕上げと動作確認
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圧入後、隙間0.5mm程度を目視で確認
※ 今回は圧入しすぎて隙間がほぼありませんが動作に支障はありません -
バックルを数回回転させ、引っかかりがないかテスト

左:圧入前、右:圧入後

まとめ:自分の手で蘇らせる喜び
G-SHOCKのバックル交換は、一見難しそうですが、3Dプリンタ、3DCADと基本工具さえあれば、自宅で修理可能です。
壊れたら買い替える時代から、直して使う時代へ。
その第一歩が、あなたの手元から始まります。
3Dプリンタ工房開始のお知らせ
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メルカリにてCASIO G-SHOCK(GSW-H1000)の補修パーツを販売しています。必要な方はじんのん(@deep_sea1)までお問い合わせください
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その他、日常の困ったを3Dプリンタで解決します。設計から製作まで対応可能なので、ラフスケッチやポンチ絵などでお気軽にご相談ください
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他の修理記事も参考にして、ご自身でも日用品のリペアにも挑戦してみましょう
以上、じんのん(@deep_sea1)でした。