こんにちは、おっちゃんブロガーのじんのん(@deep_sea1)です。
ルンバの動作がおかしいよ~!
そんなときには、ルンバの分解掃除は意外と簡単にできるので、一度掃除(クリーニング)をしてみましょう。
お使いのルンバが保証期間内にある場合は、速やかに購入ショップ、または正規カスタマーサービスをご利用ください。
ご自身で分解されますと、場合によっては補償期間内であっても補償対象外になりかねませんのでご注意ください。
- ルンバの分解掃除を行った機種
- ルンバからガタガタと異音が!
- ルンバの分解に必要な道具
- ルンバのバラシ方
- ルンバの掃除方法
- ルンバの組み立て手順
- ルンバの補修部品の紹介
- 参考リンク
- あわせて読みたい記事
- まとめ
ルンバの分解掃除を行った機種
おっちゃんが愛用しているルンバは2台あるのですが、今回は2010年に購入した初号機の調子が悪くなりましたので、分解して掃除することにしました。
対象機種:iRobot Romba 自動掃除機 ルンバ 577 シルバー
当時の購入価格は、Amazonで6万2千円でした。
今でこそ、その実力を認められて世間の認知度もあがったルンバですが、10年前は色物的な掃除機をなかなか信用できず、おまけに高い買い物だったので相当に迷いました。
結果的に、10年たったいまだに現役で動いてくれていて、とても良い買い物だったと心から思えます。
ルンバからガタガタと異音が!
さすがに10年も使い続けたルンバですので、走行中のガタガタとする異音が大きくなり、回転ブラシの動きもどことなく怪しくなってきました。
これまで定期的なブラシ交換や、バッテリー交換は行ってきましたが、分解しての掃除はやったことがありませんでした。
今回は2台目を購入したこともあり、最悪の場合でももう一台あることから、思い切って分解してみようと思い、分解清掃を実施してみました。
ルンバの分解に必要な道具
ルンバの分解に必要な道具は次の通りです。
◆ プラスドライバー
◆ ピンセット
◆ 不要になった歯ブラシなど
◆ カッター、ハサミなど
◆ 新聞紙
◆ 掃除機
分解していくと、中から大量の髪の毛や糸くず、ほこりが出てきますので、床に新聞紙を敷き、その上で作業されることをおすすめします。
また、ルンバ本体の内部にたまったほこりなどは、掃除機で吸い取りながら作業する方が楽に掃除できます。
今回は新聞紙を敷かずに作業してしまったので、作業後に絨毯(じゅうたん)が大変なことになってしまいました。
ルンバのバラシ方
① ルンバの裏蓋を外す。
ダストボックスを取り外し、ルンバをひっくり返します。
写真の赤丸部5か所のネジを外すと、裏蓋が取れる。
② ブラシユニットを取り外す
写真の赤丸部2か所のネジを外すと、ブラシユニットが取り外せる。
💡ポイント
安全のため、バッテリーはこの手順で取り外しています。
③ 写真の赤丸部2か所のレバーでブラシユニットのフタが開く
⇩
④ ブラシとローラーを取り外す
注意:
掃除前のローラーの画像を撮り忘れましたので、写真のローラーは清掃後のモノです。
ルンバの掃除方法
今回の異音の原因は、車輪やブラシの根元に巻き付いている髪の毛が原因でした。
各所に絡みついた髪の毛や糸くずをピンセットや不要になった歯ブラシ、ハサミやカッターを用いて取り除いていきましょう。
① ブラシローラーの清掃
不要になった歯ブラシなどで、ブラシローラーに巻き付いた髪の毛や糸くずをきれいに取り除きましょう。
💡ポイント
ブラシローラーの両サイドにある黄色いブラケットは取り外しができますので、取り外して軸に巻き付いた髪の毛などを取り除きましょう。
髪の毛や糸くずがとりにくい場合は、ハサミやカッターでカットすると取りやすくなりますが、本体を傷つけないようにご注意ください。
注意:写真左側の黄色いブラケットの取り付け向きが反対になっていました。正しくは次の画像の通りですので、ご注意ください。
② ゴムローラーの清掃
ゴムローラーは軸の部分を中心に清掃を行いましょう。
ゴム部分は、固く絞った雑巾で拭き取ればきれいになります。
③ ブラシユニットの清掃
ブラシユニット本体を、固く絞った雑巾などで拭き取りましょう。
ブラシローラー、ゴムローラーの軸の部分に、髪の毛や糸くずが溜まっていますので、ピンセットなどを用いて取り除きましょう。
💡赤丸部はセンサー部分です。過度の力を掛けると破損の原因になりますのでご注意ください。
ブラシユニットの赤丸部には、大量の糸くずが溜まっていましたので、掃除機などで吸い取り清掃しましょう。
(写真がピンボケになってしまい申し訳ありません)
ブラシユニットの清掃完了時の写真です。
見違えるようにきれいになりました!
④ ルンバ前輪部の清掃
前輪(赤丸部分)を指でつまみ、上に引っ張ると前輪が外れます。
⇩
⇩
前輪の中から大量の糸くずが出てきました。
以上で分解掃除は終了です。
すべてのゴミを吸い取ったところ、これだけのゴミが出てきました。
ルンバの組み立て手順
ルンバの組み立て手順は、ばらした手順の反対に組み立てていきます。
① ブラシユニットの組立
ブラシユニット本体に、ブラシローラーとゴムローラーを取り付けます。
💡ポイント
ブラシローラーの両サイドにある黄色いブラケットの向きを間違えないように注意しましょう。
⇩
ブラシローラーとゴムローラーが取り付いたら、ふたを閉めます。
② ブラシユニットを取り付ける
ルンバ本体にブラシユニットを取り付け、赤丸部2か所をプラスドライバーでねじ止めします。
③ 裏カバーを取り付ける
ルンバ本体に裏カバーを取り付け、赤丸部4か所と、回転ブラシ1か所をプラスドライバーでねじ止めします。
④ ダストボックスの取り付け
最後にルンバを起こして、ダストボックスを取り付ければ分解清掃の完了です。
⇩
外観は相当年季が入っていますが、まだまだ現役で活躍してくれそうです。
以上でルンバの分解掃除が完了しました。
最後に動作確認をして、異音が無く、動作がスムーズであれば作業完了です。
ルンバの補修部品の紹介
今回の分解掃除では、補修パーツ劣化はありませんでしたのでパーツの交換はありませんでしたが、念のため補修パーツのリンクを貼っておきます。
必要に応じてパーツの交換を行ってください。
参考リンク
ルンバ公式ホームページの参考資料を貼っておきます。
◆ ルンバのお手入れと部品交換の頻度はこちら。
◆ ルンバ500シリーズのコアロボットのお手入れ
あわせて読みたい記事
◆ google Homeを使えば、最新ルンバを音声で操作できる!
◆ 最新のルンバや掃除機が欲しい!?
まとめ
以上、ルンバの分解掃除方法をお伝えしました。
皆さんがお使いのルンバも、調子が悪いと感じられましたら一度分解して掃除することをお勧めします。
今回の掃除で見違えるほどスムーズになり、しばらくは機嫌よく動いてくれそうです。
今回の記事執筆にあたり、ルンバ初号機の購入年月日を調べたのですが、買った本人もびっくりの10年が経過していました。
10年間何のトラブルもなく、本当に機嫌よく動き続けてくれたルンバに感謝するとともに、本当に思い切って購入して良かったと思いました。
ざっくりとした計算ですが、例えば次の条件で計算してみました。
① 6畳の部屋の掃除機掛け:5分
② 週2ペースで掃除
③ 1年間は52週で10年間
計算式:①×②×③=87時間
10年間で約87時間にも及ぶ部屋掃除から解放された計算になります。
共働きのおっちゃん家では、時短家電の積極的な導入を進めていて、その中でも特にルンバは、本当に購入して良かった時短家電の一つです。
購入して本当に良かったと思えるルンバ、皆さんも導入を検討されみてはいかがでしょうか?
以上、じんのん(@deep_sea1)でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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