こんにちは、じんのん(@deep_sea1)です。
前回の「すごいニオイ」の記事の中で、少しだけたばこを取り上げました。
その時の記事がこちらです。
こちらの記事を書き終え、文章のチェックを行っているときにふと閃き(ひらめき)ました。
おっちゃんが禁煙に成功した体験を深堀りすれば、もしかしたら、
たばこを止めたい読者様の禁煙を応援できるのではないか?
そう考え、本記事の執筆に至りました。
- たばこの増税が止まらない
- おっちゃんの喫煙履歴
- おっちゃんの禁煙方法
- 禁煙に対して考えていたこと
- ブリンクマン指数を知ろう
- たばこのメリット、デメリット
- たばこのコストを考える
- たばこを止めるためには
- 禁煙の方法
- どうしても吸いたくなったら?
- 禁煙を外部に頼る
- まとめ
たばこの増税が止まらない
たばこの増税が止まりません。
2018年10月に、一箱当たり20円の値上げがありました。
さらに2020年10月に20円、その翌年の2021年にも20円の増税が予定されており、合計するとタバコ一箱当たり60円もの値上げとなります。
はやりのアイコスについても5段階、約70円もの増税が予定されている現状です。
おっちゃんの成功体験を元に、是非とも皆さんと一緒に、
今日から禁煙を始めようではありませんか!
おっちゃんの喫煙履歴
はじめに、おっちゃんの約30年に及ぶ喫煙履歴をお伝えしておきます。
すでに時効なのでお許し頂きたいのですが、初めてたばこに手を出したのが15歳の時です。
(良い子の皆さんは、絶対にマネしないようにお願いします。)
吸っていた銘柄は、ちょっとイキってセブンスターです。
当時のセブンスターの価格は、何とビックリ220円でした。
それからたばこを吸い続けること15年間、30歳の年になるまで一日も欠かさず、たばこを吸い続けました。
一日に吸うたばこの本数は約1.5箱(30本)です。
そして30歳のその年に、第一回目の禁煙にチャレンジし、無事に成功することができました。
第一回目の禁煙期間は約5年、その間、たばこの呪縛から逃れることができました。
ところが35歳の時です。
本業で配置転換があり、現場作業から設計業務の管理職に移動となってしまいました。
不慣れな職場でもあり、苦手なお客さんとのやり取りや、新規製品の開発業務など、初めての設計業務に戸惑いや、強烈なストレスを感じてしまいました。
そして、そのはけ口に再びタバコに手を伸ばしてしまいました。
それから吸い続けること12年、今度は47歳の時に2回目の禁煙にチャレンジし、再び成功することができました。
前半の喫煙15年と、後半の喫煙12年を合わせると、合計27年間の喫煙期間となります。
(タイトルは、切り上げた方が見栄えが良いので30年としました。テヘ)
以上がおっちゃんの喫煙の履歴です。
おっちゃんの禁煙方法
おっちゃんの禁煙方法は次の通りです。
第一回目、30歳の時の禁煙方法は、
ズバリ気合です(笑)
たまたまその年齢の時、マイホームの購入など、人生の大きな転機を向かえましたので、自分の決意表明として、気合でたばこを止めました。
次に2回目の禁煙です。
その時の禁煙方法は、
ズバリ気合です(笑)
またまた、気合です。
「気合いだー、気合いだー、気合いだー・・・」
浜口パパのように大きな声で、10回唱えた訳ではありません(笑)
いや、車の中では大声で叫んでいたかもしれません。
2回目にたばこを止めた一番の動機は、大好きな子供たちに、
「パパ、たばこ止めて!」
と言われたからです。
1回目の禁煙も、2回目の禁煙も、なぜこんなにもすっぱりとたばこを止められたのでしょうか?
その時のおっちゃんの精神状態を、もう少し深堀りしてみます。
禁煙に対して考えていたこと
1回目の禁煙
当時の精神状態まではさすがに思い出せませんが、「マイホームを買う」という、人生の大きな転機、喜びがとても大きく影響したことは間違いありません。
- きれいな家を手に入れた(マイホームをニコチンで汚したくない)
- 気合をいれるため、たばこを止めよう
- 家のローンを一刻も早く完済しよう
当時の自分自身の置かれた状況から、こんな感じだったと思います。
2回目の禁煙
2回目の禁煙の状況は鮮明に覚えています。
当時の精神状態を思い返すと、次のような状態でした。
- 45歳を過ぎたころから体の衰えを凄く感じていて、将来の健康面がとても不安になっていた。
- 遅くにできた子供なので、おっちゃんが60歳でも子供たちは成人式を迎えていません。子供の将来が凄く不安。
- 子供たちと一日でも長く、一日でも多く元気に遊んでいたい。
- 本業が激務化していたこともあり、体調を崩しがちになっていた。
- 年齢のせいか、崩した体調がなかなか戻らない。
- たばこの増税の話が毎年のように出ていた。
- 人と話すときの口臭がとても気になるし、実際に会社のおっさんがめっちゃ臭かった。
こういった背景のもとに、大好きな子供たちからの、
「パパ、たばこ止めて!」
の一言があり、すっぱりとたばこを止めることが出来ました。
おいおい、結局気合かい!とお叱りが来そうですがご安心ください。
客観的にどうすれば禁煙できるのかを、みんなで考えていきましょう。
ブリンクマン指数を知ろう
ブリンクマン指数とは、健康と喫煙の関係を示す指数です。
ブリンクマン指数(ぶりんくまんしすう、Brinkman index)とは、健康と喫煙の関係を示す指数である。喫煙が人体に与える影響は今までに吸った煙草の量に関係しており、目安としてブリンクマン指数が用いられる。この指数が大きいほどがんの発病率が高いことが知られている。
それでは、ブリンクマン指数が計算できるサイトで、ご自身のブリンクマン指数を計算してみましょう。
おっちゃんのブリンクマン指数はこちらです。
ブリンクマン指数900で、「肺ガン高度危険」となっています。
今から思うと、とても恐ろしいことでゾッとしてしまいます。
💡 参考
◆ ブリンクマン指数の計算式は、
・ ブリンクマン指数 = 一日の喫煙本数 x 喫煙年数
◆ ブリンクマン指数の判定は、
・ 400以上:肺ガン危険
・ 600以上:肺ガン高度危険
・ 1200以上:咽頭ガン高度危険
たばこはタールやニコチンの量が種類で異なるので、ブリンクマン指数はかなり大まかな指標です。
(引用:ブリンクマン指数(禁煙指数) - 高精度計算サイト)
おっちゃんは、あのままたばこを吸い続けていたとしたら、現在はとんでもないほど発がんリスクが高まっていたので、禁煙をして本当に良かったと改めて思います。
皆さんの数値はいかがだったでしょうか?
たばこのメリット、デメリット
次に、たばこのメリット、デメリットを考えてみましょう。
◆ たばこのメリット
- ストレス解消
- 緊張の緩和
- たばこが美味しい
- みんなでたばこを吸うと楽しい
◆ たばこのデメリット
- 発がん性リスクが高くなる
- お金の無駄になる
- 家族や周りに迷惑
- 家族や周りの健康被害
- 時間の無駄
- 口が臭い!
- 家が臭い!
- 車が臭い!
たばこによるデメリットは、例を挙げだすとキリがないほどたくさんあります。
たばこのコストを考える
お金は、人を動かす原動力としては、かなりの力を持っていますね。
ここでは、たばこによる出費をしっかり把握し、いかに無駄なお金を使っているかを自分の心に植え付けましょう。
・計算式:
たばこに使った無駄なお金 = 一日の消費箱数(本数) x たばこの単価 x 365日 x 喫煙年数
おっちゃんの場合を計算してみましょう。
現在のセブンスターの単価は510円のようですので、これを基に計算してみます。
1.5箱(30本) x 510円 x 365日 x 30年 = 8,376,750円
なんと、8,376,750円にものぼるお金を湯水の如く、もとい、煙と化してしまっていたのです。
一年間に直してみると、279,225円です。
おっちゃんの大好きな沖縄に、毎年行けるほどのとても大きな金額ですね。
冗談ではなく、実際にたばこを止めて毎年2回の沖縄旅行に行っていた事実を報告しておきます。
過去記事にも記載していますが、沖縄旅行へは16回行っています。
あっ!これは自慢ではないですよ!
たばこを止めれば、誰でもこれぐらいの旅費は簡単に捻出できること、たばこを止めるメリットを伝えたいだけです。
たばこの価格は、これからも上がり続けることは間違いないので、今回のこの金額は、最低金額であることを忘れてはなりません。
現在30歳の喫煙者の方であれば、今からたばこを止めるだけで、老後2,000万円問題が残り1,200万円問題になる計算です。
こう考えると、今すぐにでもたばこを止めたくなってきたでしょ?
たばこを止めるためには
最も重要なのが、禁煙の動機付けです。
先にも記述しましたが、お金は人を動かす原動力になります。
それから健康、これも人を動かす大きな原動力になります。
禁煙の動機付けは、自分にとって「ポジティブ(メリット)なことと紐づける」です。
おっちゃんの場合は、
・禁煙 = マイホームの購入
・禁煙 = 健康になる!
・禁煙 = 子供たちと一日でも長く、元気で過ごす
・禁煙 = お小遣いがめっちゃ増える(出費が減る)
・禁煙 = 口臭を気にせず会話が楽しめる
こんな感じで、とにかく自分にとって強烈にポジティブ(メリット)なことを、禁煙の動機と紐づけることを行いました。
これは言い換えると、喫煙者は逆の動機付けを知らず知らずのうちに行っていると言えるのではないでしょうか。
逆の動機付けとはどういうことでしょうか。
詳しく解説していきます。
前回の記事で「パブロフの犬」を話題にしました。
もう一度「パブロフの犬」を説明すると、犬にベルを鳴らしながらエサを与え続けると、ベルが鳴っただけでよだれを垂らしてしまう条件反射の実験のことです。
もちろん、ニコチンには強い依存性があり、そのために禁煙が難しいことは事実なのですが、それ以上に厄介なのが次の行動だと考えます。
・強いストレス → たばこを吸ってリラックス
・ひどく疲れた → たばこを吸ってリラックス
・長時間の運転 → たばこを吸ってスッキリ
・目覚めの一服 → たばこを吸ってスッキリ
・う〇ちで一服 → たばこを吸ってスッキリ
このように喫煙者の行動によって、知らず知らずのうちにたばこと緊張緩和が紐づけられ、自らをパブロフの犬に仕立て上げてしまっているのではないかと思うのです。
実際には、次の行動でもリラックス効果や、スッキリとした気持ちになれると考えます。
・強いストレス → 自然を眺めて深呼吸でリラックス
・ひどく疲れた → ゆっくり休養を取ってリラックス
・長時間の運転 → 適度な休憩をとる事でリラックス
・目覚めの一服 → 窓を開けて深呼吸でスッキリ
・う〇ちで一服 → う〇ちが出るだけでスッキリ
恐らくは、これらの行動をとるだけでも十分なリラックス効果や、スッキリした気分になるはずです。
このように、決してたばこのお陰でスッキリした訳ではないことを、自らの行動によって、より強く、たばこと緊張緩和を紐づけてしまい、
「たばこ = やすらぎ、くつろぎ、幸福」
のような条件反射を、自分自身に植え付けてしまっているのではないでしょうか?
禁煙の方法
なんといっても、「たばこを止める」という、強い意志を持つことは大切です。
この強い意志を持ち続け、確実に禁煙を継続させるためにも、次の行動を起こしましょう。
- 禁煙の数日前から、わざとに自分の嫌いな銘柄、不味いと思う銘柄に変える → たばこは不味いものを植え付ける
- ベランダの寒空の中、薄着で喫煙する → たばこは辛いを植え付ける
- 嫌な奴、嫌いな奴と喫煙する → たばこは楽しくないを植え付ける
- 離煙パイプを活用する
離縁パイプとは次のような商品です。
こちらの商品の方は、長年禁煙を失敗された方が成功するなど、かなり高評価のようです。
要するに、先ほどとは逆に「たばこと非幸福感」を植え付ける行動を意識的にとるのです。
以上、どれも簡単にできることなので、是非とも取り組みを進められてはいかがでしょうか?
とにかく、自分にとって徹底的なポジティブシンキングと禁煙を結び付け、逆に「たばこ = やすらぎ、幸福」を、「たばこ = 害悪、不味い」に切り替えられるよう、行動することが大切です。
どうしても吸いたくなったら?
とはいえ、どうしても吸いたくなってしまうのも事実です。
そんな時は行動を変えることをお勧めします。
具体的には、
- コーヒーを紅茶やジュースに変えてみる。
- 歯磨きやストレッチなど、別の行動を起こす。
- ノンシュガーのガムやアメをなめる。
- 禁煙パッチガムを噛む。
禁煙パッチガムはこちら
禁煙アメはこちら
禁煙パイポはこちら
禁煙を外部に頼る
外部の禁煙機関と言えば、禁煙外来です。
ニコチン依存症が病気と認められ、2006年4月から、一定の条件を満たすと健康保険などを使って禁煙治療を受けることが出来るようになりました。
その条件は、以下の4つです。
- ニコチン依存症の判定テストが5点以上
- 35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること。
- ただちに禁煙を始めたいと思っている
- 禁煙治療を受けることを文書で同意している
こちらのリンクから、全国の禁煙外来・病医院が探せます。
禁煙外来へようこそ。お医者さんと一緒に禁煙 - すぐ禁煙.jp(ファイザー)
最大10000円助成/禁煙の治療に助成金が出る? | 助成金ブログ
その他参考リンク
まとめ
いかがだったでしょうか。
禁煙は、決して気合いによる根性論ではなく、たばこを止めたいと考えておられる自分自身の考え、ポジティブな動機付けにより、必ず達成できるものだと思います。
併せて周りの協力や、禁煙外来を上手に利用することで、より確実な禁煙が行えるものと確信しています。
是非ともおっちゃんと一緒に、ニコチンの呪縛から解放され、
NO Smoking ライフを楽しみましょう!
以上、おっちゃんでした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
「それでは、ばいなら、ならいば~」
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