こんにちは、じんのんです。
初めに、このテーマはとてもデリケートで、専門家でも難しいテーマだと思います。
なので、ど素人のおっちゃんがこんな記事を書くべきか?、書くべきで無いのか?と相当に悩みました。
でも、おっちゃんが今置かれている状況も含め、同じ悩みを抱えている人が、この記事を読んで少しでも楽になればと思い記事にしてみました。
当然、おっちゃんは専門家でもないので、あくまでもおっちゃんの一個人の想いとして書いていますので、そのつもりで見て下さい。
記事に対しての批判や苦情は、一切スルーさせて頂きますのでご了承下さい。
部下のうつ病発症
今から3年ほど前の話です。
職場で部下がうつ病になり、6カ月ほど休職したことがあります。
その当時も、一時的に本社のあたりが強くなり、ほぼ、無理やりに
おっちゃん率いる地方工場で、新しいジャンルの仕事に取り組むことになったのですが、その仕事のチームリーダーに任命されたのが、今回の主人公になります。
当時から、悪い意味で変わらぬ企業体質があり、本社から新プロジェクトに対して執拗に迫られる納期やプレッシャー、人格をも否定する鬼のような叱責に押しつぶされ、とうとう部下がうつ病を発症してしまいました。
おっちゃん自身はと言うと、当然、部下以上に責められていてたこともあり、自分も潰れる寸前の所まで追い込まれていました。
このため、部下へフォローの手が回らず、当時は本当に悔しい思いをしたのを思い出します。
部下の離脱後、数カ月で新プロジェクトをなんとか軌道に乗せることができ、その部下は、約6か月後に無事、復帰を果たすことが出来ました。
それから3年ほどは、特に問題のない期間を過ごしたのですが、今回の一連のごたごたにより、部下の様子が一気におかしくなってきたのが分かりました。
職場でうつ病になりそうなとき、どうすれば良いのか?
おっちゃんが考える結論は!
初めにおっちゃんが考える結論です。
今回の一件で、おっちゃんが実際に部下に言った言葉です。
しんどい時は、
- 休めばいいよ!
- 仲間に甘えるのもいいよ!
- 嫌なら逃げてもいいよ!
この三つです。
結論に至った理由
なぜこの結論に至ったのか?
それは、おっちゃんと、今回の主人公であるおっちゃんの部下のおっちゃんとのやり取りの中で、この結論に至りました。
この結論を導く過程において、部下のおっちゃんの顔が大きく和らいだことから、この答えは大きく外れたものではなかったのだと思います。
ちょっとややこしいので説明しますが、おっちゃんの部下のおっちゃんとは、おっちゃんの部下でありながら、おっちゃんよりも4つほど年上のおっちゃんだから、おっちゃんの部下のおっちゃんなのです。
(それでは、早口言葉で言ってみましょう!。。。あっ、ごめんなさい)
まぁ、こんな感じであまり重くならないよう、引き続き話を進めます。
とりあえず、部下のおっちゃんは長いので、以降は部下ちゃんと命名しておきます。
もう一度おさらいしておきます。
過去記事でも書いた通り、おっちゃんの会社の上司はというと、ブラック企業界隈において、ワースト1に輝くほどの最悪の人物です。
それはそれはもう、とんでもないブラック上司の、まさに鏡なのです。
で、日増しに厳しく追い詰められる地方工場の中で、おっちゃんもいよいよ部下を守る余裕が、、、いや、力が失われてしまい、部下たちにも、直接の魔の手が襲ってくるようになってしまいました。
一連の流れにより、とてつもなく大きなプレッシャーに押しつぶされそうになった部下が。
部下ちゃん「ちょっと相談に乗って下さい」
と言ってきました。
この状況下で、しかも深刻な顔での相談だったので、話の内容は察しました。
部下ちゃん「仕事のプレッシャーで押しつぶされそうです。仕事が怖くて、、、でも逃げ出したらみんなに迷惑がかかるし。。。」
おっちゃん「うん、うん、この工場もいよいよ危機的な状況に追い込まれてきてるし。で、どうしたいの?」
部下ちゃん「辞めて逃げ出したいです。でも、みんなに迷惑がかかるし、逃げるのは恥ずかしいし、次に行くところもないし。。。」
ここ2週間ほど、ずっとこのようなやり取りが続いていて、部下ちゃんの様子は、日を追うごとに悪くなってきているのが分かりました。
で、私は部下ちゃんに言いました。
おっちゃん「もし、自然災害が襲ってきたら部下ちゃんはどうするの?」
部下ちゃん「ん~、逃げます。」
おっちゃん「そうやね、私も逃げるし、みんなも逃げるよね。」
部下ちゃん「はい。」
おっちゃん「なぜ逃げるの?」
部下ちゃん「自分の命を守るためです。」
おっちゃん「そうやね。私もみんなも、自分の命を守るために逃げるよね。」
部下ちゃん「はい。」
おっちゃん「それは恥ずかしい事?、災害から逃げるのは恥ずかしい事?」
部下ちゃん「恥ずかしくないです。」
おっちゃん「そうやね。恥ずかしくないよね。」
おっちゃん「なら、仕事から逃げる(退職する)ことはどう思う?」
部下ちゃん「みんなに迷惑がかかるし、責任を放棄して逃げるのは。。。恥ずかしいと思います。」
おっちゃん「災害で逃げる時、もちろん他の人も助けられたらいいけど、まずは自分や家族の命を守るため、全力で逃げるよね。」
部下ちゃん「はい。」
おっちゃん「会社を辞めようと思ったのは、自分の身に危険を感じたからでしょ?」
部下ちゃん「そうです。仕事が怖くて、精神的に持ちそうもありません。」
おっちゃん「これ以上会社にいたら、精神が崩壊する、命が危ないと思ったからやめようと思ったんでしょ?」
部下ちゃん「そうなります。」
おっちゃん「災害で命を守るために逃げることと、仕事から命を守るために逃げることと、何が違うの?」
部下ちゃん「・・・」
おっちゃん「自分の命を守るために、逃げるのは当たり前の行動とおもうよ。だから、おっちゃんも、自分を守るため、自分の人生を守るために、この会社から逃げることにしたよ」
部下ちゃん「分かりました。帰って奥さんと話し合います!」
こんなやり取りの末、少し安どの表情を浮かべて、その場は終わりました。
まとめ
おっちゃんが思うことをもう一度言うよ!
心や命が壊れそうなほどひどい会社、環境に対しては、
- 休めばいいよ!
- 仲間に甘えるのもいいよ!
- 嫌なら逃げてもいいよ!
と、心からそう思います。
自分の命は一つしかないし、自分の人生は自分のものでしかないのだから。
だからおっちゃんも、来年5月を目標にこの会社を逃げ出します。
おっちゃんの人生はおっちゃんのモノだし、おっちゃんに残された命は、
Life. Half of the rest ?(人生。残り半分?)
なのだから。